【非常事態】ランニング中に起きた出来事【血尿編】
ついにやらかしてしまいました。タイトルの通りです。ランニング中に血尿出ました。肉眼的血尿です。明らか見た目で分かりました。
朝7時、体調は良くも悪くもなく午前ランニングだったのでちょっと眠いかなっていうだるさはありました。
ランニング前のトイレも問題ありませんでした。
一昨日のこと、フェーン現象もあって気温は高めでした。日差しは強かったですが、風は涼しかったので体感的には走りやすかったです。先月も似たような天候、もしくはそれ以上の暑さの中で走っていたので、それほど気にはなりませんでした。
15km地点、トイレに寄りました。尿意はさほど感じず、とりあえずしておこうかな感覚で立ち寄りました。
ワインのようなブドウの飲み物を薄めたような色のが出ました。
えっ!?って、目を疑いました。サングラスしてたので外して再確認しましたが、やはりいつもとは違う明らかな血尿でした。
ランニングのいつも通りの疲労と足の痛みと火照った感じ、下腹部や泌尿器、腰の痛みもなくらその血尿だけが異常をしましていたのでホントに信じられませんでした。
携帯で「ランニング 血尿」とか、「血尿 症状」、「血尿 病気」いろいろ調べたら様々な情報が入ってきて不安が募っていきました。そこから走る気力も下がり、残り3kmは少しでも体に負担かけないようにと歩いて帰りました。
家に帰ってもう一度トイレに行きました。とても緊張しました。またあのワインのようなのが出たら結構ヤバいんじゃないかっていう強い不安と緊張が押し寄せてきました。
けれども、徐々にいつも通りの色のものに変わり、排尿時痛もなく、しばらくしていくうちに日常に戻っていきました。
(何だったのだろうか…?)
調べた情報では、「すぐ近くの泌尿器科受診をお勧めします。」とあったのですが、症状もなかったのでその日は病院へは行きませんでした。
翌日
泌尿器科勤務経験のある後輩看護師に相談しました。
「血尿出るってことは、異常なことなので診てもらったほうが良いですよ。」
正論…笑。ということで、後輩からおすすめの泌尿器科クリニックを教えてもらいました。その日も特に異常はなく過ごしました。
さらに翌日、血尿出てから2日目、ついに初めてとなる泌尿器科を受診しに行きました。私と同年代くらいの人は待合室にはいませんでした💦
まずは簡単な問診から始まり検尿をしました。尿を膀胱に溜めてエコーをするというので、水を飲みながら待ちました。
名前を呼ばれてまずは体重測定と血圧測定。久しぶりに水銀血圧計を見ました(懐かしい!)。そして院長さんと思しき方と診察。気さくで面白い人お医者さんでした。嫌な緊張感もなく会話の中でさらっと、
医「慢性前立腺炎だねー、まぁ若いから大したことはないと思うんだけど。」
と言われました。感想としては「へぇー」っていう感じでした。検脈され、喉を見てもらい、背中をポンポンと叩かれて、
医「次採血した後にエコーするから、おしっこしたくなるまで待っててね」
とのことで、さらに水分摂取して待合室待機。
(ちょっとしたくなってきたかなー)
看「どう?したくなってきました?」
私「はい、したい感じあります。」
看「なら今からエコーの検査するのでコチラに来てください」
案内され、エコーの検査台にうつ伏せ待機。まずは腎臓の検査。ゼリーが冷たかったです。次に膀胱検査。そして、次が恥ずかしかったです。
仰向け、足をかかえる体位でお尻に大腸カメラより少し細め(体感的に)のカメラを30秒くらい挿入されました。なんとも言えない違和感。終わったーと思ったら、今度は同じ体勢のまま横向きで再度カメラ挿入。仕方ないと思ってても、やっぱり恥ずかしいものですね。
最後に膀胱残尿確認のためのエコーをして終了。院長先生に、「大したことはないけど、慢性の前立腺炎は多少なりともあるから、内服で様子見よう。血尿に関しては、明らかな出血源も見られないから原因はわからないのだけど、今これ以上の精査は要らないと思うよ」とのことで、内服薬をもらいました。
検査もたくさんしたので、思ったよりお金かかりましたが、放置して万が一重篤な病気で「あの時診てもらっていれば…」なんて後悔はしたくなかったので不満はありませんでした。
確かに言われてみると、たまーーーに肛門と会陰の間に痛みが出たり、頻尿になる時期があったりと心当たりはありました(父も頻尿で悩まされています)。やっぱりちょっと悪いんだなと納得しました。
少し気が楽になりました。もっと深刻なことを予想していただけに心が晴れました。内服薬を飲んで、しっかり寝て食べて水分とって、ランニングも継続していこうと思います。
皆様も体調にはくれぐれもご注意ください。早期受診に越したことはないです。後悔しないためにも…。
もっと早く受診していればこんな重篤にならずに済んだのかもしれない、という患者をたくさんみてきただけに「早く病院行こう」って今回なりました。
これから寒くなってくるので、血管は大事にしていきましょう。