【人生でハマったゲーム】キングダムハーツ~Burth by Sleep編~【ネタバレあり】
こんにちは、兼業主夫看護師のおつるです。
少し間が空いてしまいました。今回は、キングダムハーツサイドストーリーにあたる、『Burth by Sleep(バースバイスリープ編)』です(以下、bbs)。
この記事はキングダムハーツのネタバレ内容も含まれますので、未プレイでも見たい方はこの先に進んでください。
このサイドストーリーは「キングダムハーツ」(以下、KH)よりも時系列は前の話になります。ⅩⅢ機関のボス「ゼムナス」の肉体があった時の姿、アンセムの弟子「ゼアノート」が誕生するまでの話です。
結末はバッドエンドに終着します。その結末までにはbbsの登場する主人公たちの壮絶な闘いと試練と絆とが交錯し合い、運命に抗いましたが苦しくも「ゼアノート」が誕生してしまった、涙なくしては語れないストーリーとなっています。
主人公は光の守護者と呼ばれる3人の主人公
「テラ」、「アクア」、「ヴェントゥス(ヴェン)」
キーブレードマスター
・主人公3人の師、マスターエラクゥス
・マスターゼアノート
その他重要キャラクター
・闇の力を持つ正体不明のキーブレード使い、ヴァニタス
・ミッキー
・イェンシッド
テラとアクアはキーブレードマスターとなるため、キーブレードマスター承認試験を受けます。試験結果はキーブレードマスターにはアクアが選ばれます。師であるエラクゥスは「テラの心の中に闇がある」ということで、マスター昇格には踏み切れませんでした。
そんな中、闇の勢力が変な動きを見せていました。調査のため、3人は散り散りになって世界を巡ることになります。ですが、悪者たちがいろいろ囁くことで3人の友情に疑心が立ち込めます。
マスターゼアノートがテラに肩入れし、悪意を悟られぬよう言葉巧みに悪だくみを嗾けます。そうして少しずつテラの心の中の闇が大きくなっていきます。
エラクゥスはテラの闇が心配で、アクアにテラの動向を探るように言い渡しました。しかし、そのことがテラが知ってしまうことで余計に心の闇が大きくなっていきます。
ヴェンは心は光そのものでした。しかし、それはマスターゼアノートがヴェンから闇を切り離したからでした。その闇というのは「ヴァニタス」という名で具現化されました。なぜ、ゼアノートはヴェンからヴァニタスを誕生させたのか。それはキングダムハーツ完成のためでした。
マスターゼアノートの目的は2つでありました。1つはキングダムハーツを完成させるために必要とされる『χブレード(キーブレード)』の完成。そのため、ヴェンとヴァニタスを衝突させようとします。もう1つは、ゼアノートの魂の器を得ることでした。その器に選ばれたのはテラでした。
エラクゥスはヴェンがχブレード完成の鍵であるという、マスターゼアノートの計画を知っていました。χブレードの完成が近づいていると知ったマスターエラクゥスはヴェンを消そうとします。今までそうしなかったのは、弟子であることの情があったことかと思います。そこに駆け付けたテラはヴェンを救うため、師であるエラクゥスを倒してしまいます。
テラにとっては苦渋の決断であり、闇の力が増幅しているのをテラ本人も感じていました。話が進むにつれ、世界の闇の増幅とχブレード完成は全てゼアノートの謀略だと知り、最終決戦に挑みます。
テラ、アクア、ヴェンは最終決戦の地「キーブレード墓場」に集合します。ここから、キングダムハーツⅡ(以下、KHⅡ)のシークレットムービーである3人の鎧戦士とお爺さんと黒い人物との戦いになります。シークレットムービーはこのbbsの最終決戦のことだったんですねー。
(メチャクチャカッコいいムービーです!)
ムービーが終わった後もそれぞれの戦いは続きます。
テラは憎しみが満ち満ちており、闇の力でゼアノートを倒しますが、これも計画のうちでした。闇に染まったテラはゼアノートの魂が宿るには十分でした。そして、自らのキーブレードで心を解き放ったゼアノートの魂はテラに移り、計画は成功します。
ヴェンはヴァニタスに取り込まれ、χブレードは姿を現しますがまだ不完全な状態でした。外の世界でアクアとミッキーはヴァニタスを打ち破ります。ヴェンは取り込まれはしましたが、精神世界でヴァニタスと戦い、ヴェンは勝ちます。
テラの肉体にゼアノートの魂が写った姿(以下、愛称テラノート)は、KHⅡに肖像画として出てきたゼアノートということになります。テラノートが誕生しましたが、テラの魂はまだテラの肉体にあるので、テラも一筋縄ではいきません。テラの魂が鎧に宿り(KHⅡの留まりし思念)、テラノートと戦いますが勝てませんでした。
その後、テラノートとアクアが対峙し、アクアは勝ちます。そして闇の世界に引きずり込まれそうになるヴェンを助けたアクアですが、代償として闇の世界に閉じ込められてしまいます。
ヴェンは光の世界に肉体はあるものの、χブレードが壊れた影響で心が目覚めないままの抜け殻状態になってしまいました。
テラに住みついたマスターゼアノートは、若いゼアノート(テラノート)として第2の人生を歩むことになります。しかし、激闘の果てに記憶喪失となります。そんなテラノートを賢者アンセムは見つけ、一緒にキングダムハーツの研究を手伝う科学者に仕立てます。行く末に記憶を取り戻しますが。
(bbsのシークレットムービーです。KHⅢにつながる重要な話です。)
といったところでKHbbbsは終焉となります。光の守護者のソラとリク。テラ、アクアヴェンを助ける旅を描いたのが、キングダムハーツⅢとなるわけです。
まだいくつかサイドストーリーはありますが、次回はロクサスのサイドストーリー「358/2Days(スリーファイブエイトデイズ、オーバーツー)」の話をします。これがまた切なくて、涙なしには語れません。これもまた、報われないバッドエンドストーリーになっていますので、また興味のある方はよろしくお願いいたします。
"鍵が導くこころのままに"