兼業主夫看護師ブログ

兼業主夫看護師です。ADHDの妻を持ちながら、夢に向かう日常を淡々と書き連ねる初心者ブログです。

人生ピンチの話(ごきげんよう懐かしい)

おはようございます、兼業主夫看護師のおつるです。

 

昨日、夜勤明けだったのですが、一番嫌な上司とのほぼマンツー業務、15時間拘束、誰も助けてくれない見て見ぬふり…。休憩時間中も戻ってきたら何言われるか分からない不安と恐怖でろくに眠れない。

 

夜勤終了間際にはストレス蓄積されて胃痛が顕著に。

 

やっと終わったと思ったら、別の仕事がふりかかりーの、何も良いことがなかった夜勤でした。

 

なので、帰宅したら疲労が蓄積してたのか、飯食ったら爆睡して、ここ2~3年で初めてな位にまとまって10時間くらい寝ました。

 

自分でも驚くくらい、そんなに疲れていたのかと(゚Д゚;)

 

起きたら真っ暗で、妻のごはんも作れず…。

 

明日は良きご飯つくろうと誓いました。

 

っていうようなことで記事書く時間がなく、ネタを考えるのがめんどくさく、お題に「人生最大のピンチ」っていうのが上がっていたので、それに沿って書こうか思います。

 

(言うたら、昨日の夜勤も相当人生最大レベルのピンチと言ってもいいのかも…)

 

ごきげんようっていう番組覚えていますか?小堺さんがMCでサイコロ振って芸能人のお話を聞くお昼1時からの30分番組。

 

懐かしい。

 

「〇〇の話」って聞くと、思い出しちゃいました。

 

話を戻して「人生最大のピンチ」の話。

 

いろいろありますねー、こういうのを考えるとだいたい、トイレ関連というか間に合わない、漏れそう、みたいな経験をまず思い出すんじゃないですかねー。

 

私もいろいろ汚い話はあります。(汚い話に変ってる)

 

小学1年生

小学校主催の夏キャンプでトイレの場所が分からず、短パンはいたまま漏らしてしまい、先生に汗と思われたのかバレずに着替えをした。(おそらくバレている、もしくは記憶が改ざんされている)

 

小学3年生

トイレが間に合わず、う〇こ漏らしてパンツごとトイレに流したら、詰まらせてトイレ大洪水にさせて黙って帰った。

 

29歳

友人宅で飲み会をし、飲みすぎて起きたら朝で私と友人2人だけ。トイレ行こうとしたら床が濡れており、明らかに尿のようなアンモニア。結構な水たまり。バレてはまずいと酔いが一気に覚め、必死に証拠を隠滅しようとした。

 

汚い系ピンチ、いろいろ思い出しました。

 

大人になってもやってしまいますね、気を付けようにも無意識というか、寝ている状態でそんなことあってもどうしようもなくないですか。現実だと思って夢の中でも「夢じゃないよな?」って確認して夢の中でしちゃって結果、現実では悲惨なことになってる、みたいな。

 

じゃあどうしろと?解決策が見つからない…。

 

忘れたころにそういうのをやっちまうから質が悪い。

 

 

 

そういうのを話がメインではなく、今回書きたいピンチは、

 

結婚式の話です。

 

 

どういうことがあったのかというと、

 

「結婚式が台風のせいでパーになりかけた話」です。

目次

 

身の危険はある、と言えばある…のかな?

 

概要

リゾート婚(リゾ婚)だったのですが、リゾ婚は契約上、延期とかできないので、挙式当日、台風とかでなくなったら、予備日なんてものは存在せず、返金もないです。

(返金なかったような気がします。あったとしても全額でなく全体の30%くらいやったかな?)

 

なので、台風直撃で挙式中止、すべての準備が水の泡、お金もどぶに捨てたようなもの。

 

というような、話のネタにするにも当時は悲しすぎる経験をしました。

 

結局は、結婚式大成功!に落ち着くのですが、ちょっとそのことを話していこうと思います。

 

 

リゾート婚プランニング

結婚式をしたのは今から4年前の10月10日。台風も終わっているだろうと高を括ってその日にしました。

 

もちろん、上記にも書いたように返金できないよっていうリスクも承知したうえで契約を結びました。

 

「そんな中止になることなんてないやろ~」って、

 

何の根拠もない自信がありました。

 

準備も計画的に順調に進みました。リゾ婚なので、友人は呼ばず、お互いの家族のみ。

 

祝儀はなしにして、旅費を祝儀みたいな感じにしました。

 

一緒にはいかず、私たち、私の家族、妻の家族という3つの塊で別々の行動、飛行機便で向かう予定としていました。

 

台風

挙式1週間前になって父から一通のラインがきました。

 

父「新しい台風発生したみたいやな」

 

私「えっ?」

 

確認したら確かに、東南アジアあたりに1つ新しい台風のような雲の形が衛星カメラに写っていました。

 

このままだと式当日、もしくは出発日に直撃する予報でした。

 

嘘やん!?そんなことある!?」

 

プランナーも状況把握しており、電話したらスムーズに対応してもらいました。

 

1日ずらしての挙式は可能なのか、現地の挙式場のプランナーにれんらくしてもらいました。

 

が、そんなうまいことはできず、ギチギチのスケジュールみたいでした。

 

それから毎日、祈っていました。

 

「台風早く行ってしまえ」、「沖縄通るな、どっかで大きく曲がれ」、「台風消えろ」

 

まじでそんなことを思い、祈っていました。

 

が、願いに反して沖縄直撃不可避、本州に沿ってくる、速度が遅い。

 

もう半ばあきらめていました。

 

そういう状況なので、双方の家族にも覚悟、というか沖縄いけない可能性も出てくるから、何か分かったら連絡する、というやりとりを直前までしていました。

 

もうなんというか、全体的に雰囲気は暗かったし最悪でした。

 

なんとなく、皆からイライラも感じ取れてはいました。

 

第1関門

挙式2日前の朝、プランナーから

 

「もしかしたら飛行機、飛ぶかもしれない」

 

との連絡が。

 

マジか!?

 

もともと予約していた空港の便は欠航だったのですが、プランナーが急いで飛べる便を探していくれていました。

 

プランナーすげー!

 

ってなりました。

 

何とか現地には行けるかもということで家族連絡。

 

嫁家の予約便はいけそう。

 

私家が大変でした。予約していた便が欠航であったため新たに飛行機を予約しないといけず、便が取れていませんでした。

 

父は昼の12時~19時、約7時間の間ずっと電話をかけていました。

 

ずっと自動オペレーターの音声とクラシック音楽の電子音が流れており、父はその間、固定電話の子機と7時間にらめっこしていたそうです。

 

父のメンタルすげーって思いました。

 

そして夜になってやっと子機から人の声が。

 

飛行機の検索をかけたところ、

 

オ「飛行機人数分ありますが、予約されますか?」

 

父「お、お、お、お願いします!」

 

父の奮闘が報われた瞬間でした。

 

「よし!これでいける!!」

 

そんな浮かれている場合でもなく、とりあえず第1関門は突破したっていう感じです。

 

第2関門

問題は山積みでした。

 

次の課題は、「本当に飛行機が飛ぶのか」どうかです。

 

もしかしたら、離陸当日の天候によっては、やっぱり飛べないっていうこともあり得たからです。

 

油断はできませんでした。

 

挙式前日、天気は曇り。少し雲の動きが速いような気がしました。

 

台風は沖縄本島の真下あたりにいました。

 

「まじで命がけやな笑」

 

って思いました。

 

飛行場到着、とりあえず私たちの便は飛べそう。だけど、暴風域にかからないように迂回ルートで沖縄へ向かう、とのことでした。

 

飛行機に搭乗。いつも通り、穏やかな声のCAさんが注意点などのアナウンスが流れる。

 

ドキドキ  無事につくのかという不安と緊張、沖縄で式が挙げられるという嬉しさと楽しみが入り混じって、身震いしていました。

 

離陸問題なし。

 

窓から見える景色は曇天。明らかに台風が目視できて、すごかったです。

 

こんな経験めったにできないなーと思いました。

 

が、メチャクチャ揺れました。ガガガ、ゴゴオと、なにか部品が飛んでいくんじゃないかって思いました。

 

次第に揺れも小さくなり、沖縄が見えてきました。

 

無事に着陸。命はありました。

 

めんそ~れの言葉とシーサーが挨拶してくれました。

 

まずはレンタカーを借り、式場のホテルまで。

 

沖縄の天気は曇り。

道路には、もう少し大きければ通行止めになるんじゃないかってくらいの大木があちらこちらに落ちてて、

 

(これ、外に出てはだめ、的な状況なんじゃないの?)

 

って思いました笑

 

そして、式場兼、宿泊ホテルに到着。

 

一息ついた後に最終打ち合わせのため、沖縄のプランナーさんと初対面。

 

とても良い人。標準語しゃべる人。

 

計画していた通りに準備も進められており、ドレスやタキシードもちゃんと届いていた。

 

その後に双方の親から無事に沖縄入りしたとの報告が来ました。

 

「よしっ!!」

 

皆それぞれ大変だったけど、とりあえずは無事に沖縄に集合できました。

 

第2関門突破。

 

あとは、最高の式となるよう天気が良くなることを祈るのみ。

 

ここまで、長かったようで短かった。

 

いつもはこういう楽しい行事の時は楽しみすぎて眠れないことが多いのですが、疲労と安心のためか爆睡でした。

 

結婚式

結婚式当日の朝、天気は晴れ、快晴、雲一つなし、青空。

 

台風一家の影響のようで

 

完璧な理想の沖縄リゾート婚のシチュエーションでした。

 

10月のため、風もあってそんなに熱くありませんでした。

 

この数日間の出来事を忘れさせてくれるかのような最高の天気でした。

 

6時30分 集合

軽い朝飯をとりながら、軽く最終打ち合わせ。身に付けるアクセサリー、指輪などの確認。それぞれのドレス、タキシードに着替え。

 

8時 記念DVD作成のため、誰もいない砂浜へ移動。

いろいろ撮らされました笑

 

9時 ホテルへ戻る

両家式場入り、嫁母とも最終調整しました。

 

10時 結婚式開始

青空と太陽の自然の光、白いチャペルで綺麗でした。

(嫁 作)

 

両家には、スーツ、ドレスの代わりにアロハシャツを着てもらいました。

 

式終了後、自由時間で写真撮りまくりました。

 

11時 食事会

現地の三線演者さんの音楽で皆で踊る、ファーストバイトやサプライズなど一通りのイベントを実施。

 

13時30分 全行程終了

それぞれ沖縄観光へ。

 

といった感じで、無事に式は結果的に見れば大成功でした。

 

まとめ

ピンチの話から成功の話に着地してしまいました笑

 

でも、本当に式前は絶望を感じてましたし、お金がパーにならなくて良かったです。

 

「沖縄リゾート婚は、10月にはオススメしません」

 

ということを皆さんにお伝えしたいです笑

 

最初から最後まで最善を尽くしてもらえましたので、ウェディングプランナーさんには本当に感謝でした。

 

ということで、私の人生最大のピンチという話を書いたのですが、ピンチはチャンスでしたね。

 

台風は最高の青空を届けてくれました。

 

ピンチは乗り越えられる人にしかやってこないそうなので、

 

どんどんピンチを乗り越えていきましょう。

 

締め方が分からない笑

 

以上です。ありがとうございました。

(むうたはシッターさんとお留守番でした)